ピルの副作用はどうして起こるのか

ピルは、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンを人工的に配合したもので、緊急避妊の手段として使用されるモーニングアフターピルは通常よりも多量な女性ホルモンを摂取することで強制的に女性の体を妊娠しない状態にします。

体内で作られるエストロゲンは、生理直後から排卵直前までの約12日間に多く分泌されるもので、卵胞刺激ホルモンによる刺激を受けて卵巣で産生、分泌されます。それによって子宮内に組織を作り、血液を多く集め、卵胞で卵子を成熟させていきます。

プロゲステロンは、生理周期後半から約2週間の間に多く分泌されるホルモンで、黄体形成ホルモンから刺激を受けて、排卵後の卵胞が変化した黄体で産生、分泌されます。子宮のなかの組織を成熟させ、血液を増加し、体温を上昇させる作用があります。

しかし、モーニングアフターピルに含まれる人工的につくられたエストロゲンとプロゲステロンは、体内で作られるホルモンとは似ていますが全く異なるものです。物質の最小単位である分子の構造が異なるものの、体内ホルモンと同じ働きをしますが、人工的につくられた女性ホルモンは、体にとって異物と判断されるので体外にうまく排出することができません。よって、体内のエストロゲンとプロゲステロンのバランスが崩れてしまい、様々な副作用を引き起こしてしまうのです。女性ホルモンの感受性は個人差があり、体内のホルモンバランスは体の状態によっても変化するため、人によって副作用による症状も違います。

モーニングアフターピルを服用することで起こる副作用としては、吐き気や嘔吐、頭痛、胸の張り、めまい、腹痛などが一般的ですが、重篤な場合、血栓症などが起こることもあります。

ピルの副作用

モーニングアフターピルは性交のあと避妊をする薬ですが、副作用があります。
低用量ピルに比べて副作用の度合いは大きくなることがあるので注意してください。
まず不正出血をする可能性があります。
モーニングアフターピルとは一時的に女性ホルモンを多くする働きを持っているのです。そのため強制的に生理が起こります。
あとそのこともあって生理の時の不快症状と同じようなことがモーニングアフターピルで起こりうるのです。例えば吐き気などがあります。頭が痛くなったりイライラした感覚になることもあるのです。
他にも下腹部が痛くなったりむくみが生じることもあります。
生理の時の血液の量が増えたり逆に減少することもあるのです。胸が張って痛みを感じることもあります。
ただ、これらの症状は半日程度で終わることがほとんどです。24時間以上続くことはありませんので安心してください。
もしも症状が長引くようであれば産婦人科に相談しましょう、実は副作用ではなくて他の病気が関係している可能性もあります。
副作用が大きいのがデメリットですが望まない妊娠を避けるためには止むをないことです。
仕事の日にモーニングアフターピルを飲むのは抵抗があるかもしれませんが、この薬は性交があってから早く飲めば飲むほど成功率が高くなるために休日まで待っていることはできません。
普段から生理痛うのある方の場合はこれらの症状が出る可能性が高くなります。
ちなみに妊娠可能年齢の人であれば誰でもモーニングアフターピルを服用することができるのです。
未成年だからと言って服用できないわけではありません。
あくまでも避妊に失敗した時だけ利用してください。これを避妊に使うのはおすすめしません。