モーニングアフターピルで血栓症のリスクはあるの?

モーニングアフターピルは、避妊に失敗した場合に、性交後の服用で避妊ができる薬です。モーニングアフターピルの服用方法には2種類あり、中用量ピルを代用するヤッペ法と、緊急避妊薬として開発されたノルレボ錠の服用です。
ヤッペ法では、中用量ピル「プラノバール」を使われる場合が多く、72時間以内に1回とその12時間後に1回の計2回服用します。強い吐き気を感じる人が多く、嘔吐する人も少なくありません。その他、重大な副作用として、血栓症のリスクもあります。このため、血栓症のリスクが高くなる40歳以上の人や喫煙者の使用には注意が必要です。35歳以上の喫煙者には処方しないクリニックもあります。また、血栓症の既往歴がある場合には、使用できません。
ノルレボ錠は、72時間以内に1回服用します。ヤッペ法のような吐き気も少なく、嘔吐はほとんどありません。また、血栓症のリスクもないため、喫煙する人はノルレボ錠がすすめられます。
モーニングアフターピルは、婦人科で処方してもらいますが、本人が受診する必要があります。ほとんどが問診のみで、その場で1回目の服用をします。ヤッペ法では吐き気が強いため、吐き気止めも処方されますが、2時間以内に嘔吐した場合には、成分が十分吸収されていない可能性があるので、再服用します。
モーニングアフターピルで避妊が成功したかどうかは、後日、生理があって初めて分かります。予定日より1週間以上遅れたり、いつもの生理の様子と違う場合には、妊娠しているかもしれませんので、妊娠判定薬でチェックするか、医師に相談してください。もし、妊娠していても、これまでのところ赤ちゃんへの悪影響はないとされています。